薪ストーブ ブログ|その薪ストーブは『すぐ派』?『じんわり派』?

はい。皆様こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。

今日のお題はこちら『薪ストーブの暖房方式』
ざっくり言うと、どんな感じで暖めるの?というところです。
薪ストーブの暖房方式には、放射熱と対流熱があります。
放射熱は、電磁波が人やものに到達した時に起こる振動で生まれる熱の事です。太陽の熱が宇宙空間を通っても冷やされずに地球を暖めてくれるのはそのおかげです。

対流熱は、薪ストーブの対流層にとりいれて暖められた空気を部屋に放出する暖房方式です。
今回は、代表的な4方式を説明します。


①放射熱式
火を点けた瞬間から暖かさを感じるのは放射熱式の大きな特徴
もっとも採用されている暖房方式です。炎によって薪ストーブの筐体が暖められ、そこから発生する電磁波が人や物に届く際に熱が発生します。そのため、火を点けてすぐに暖かくなり、温もりが肌に直接感じられます。

《ポイント》

どんなシーンにも合いますが、パンチ力がある熱のため、燃やし過ぎに注意が必要。

model:ヘルゴンE30


②放射熱➕対流熱複合式
暖めた空気を緩やかに放出。部屋の隅々まで暖かく。
薪ストーブ本体やガラスを通して出る放射熱と、本体にある対流熱の両方を採用した暖房方式。
《ポイント》

放射熱は人の体表、部屋の壁や床などを暖め、対流熱は部屋の空気を暖めるために使います。

model:ダッジウエスト エンライト


③放出蓄熱式
『すぐに』➕『じんわり』のいいとこどり。
すぐに暖かくなる放射熱と、ゆっくり暖める蓄熱性の利点を生かしたタイプ。土鍋と金属鍋同様、蓄熱体に使われる石材は、鉄に比べて蓄熱性が高いので、暖かさが長持ちするのですね。
ちなみに、私はこちらがデザインも含めて1番好きです。
《ポイント》

溜め込んだエネルギーで、火が消えた後も長時間放射を続けることができます。

model:スキャンサーム エレメンツ


④蓄熱式
短時間の燃焼で暖かさを持続。燃焼の良さも嬉しい。
本体が蓄熱性の高い石などでできているため、そこに溜め込んだ熱を人に心地よい暖かさで長時間放出する蓄熱式。特製上、焚き続ける必要がらないので薪の使用量がセーブできます。
《ポイント》

薪の燃費が良く、緩やかに人が心地よく感じる温度帯をキープします。

薪ストーブは、家具や電化製品のように壁にピッタリと寄せて置くことができません。
このため、設置に関しては、メーカーが定めた壁から離す離隔距離を保つ必要があります。
特に放射熱式の薪ストーブは、360度に放射熱を発します。
当然、そのままでは背面も高温になるのですが、ヒートシールドという熱を一定方向に伝えないようにする、金属製の遮熱版が用意されています。
最近では、リアヒートシールドを使う事で、背面が熱くなり過ぎるのを抑え、壁の内部が炭化する危険な低温炭化から守る事ができるようになりました。

スキーやスノボーなど、ウィンタースポーツで凍えて家に戻ってきた時の薪ストーブの暖かさは格別でしょうね。
それでは今日はこの辺で。