【高気密高断熱の家は本当に凄い】

みなさんおはようございます。昨日は横浜で最高気温30度の予想でしたが厳しい真夏の37度の驚異的な暑さを経験しているからか、または湿度が少なかったせいか以外と凌ぎやすい1日でした。
そんな中昨日は港北区大倉山の新築現場にて気密測定を行いました。


「高気密・高断熱住宅」と言う言葉をよく耳にしますが、どんな性能の断熱材を使用するのかばかりに気を取られそうですが、断熱材は正しく、しっかりと隙間なく施工がされて、はじめて性能が発揮されるために、隙間だらけでは意味がありません。

そこで隙間なく施工できているかを調べるのが気密測定です。
気密の数値はC値で表しますが省エネルギー住宅での国の基準値はこの神奈川県においての数値はC値5㎠/㎡以下です。

業界的にC値2㎠/㎡を下回ると立派な高気密・高断熱住宅と言われています。
現在東京や神奈川の工務店において気密測定まで行える工務店さんはまだまだ少ないと思いますので高気密・高断熱住宅にご興味がある方は是非今回の記事をご参考にしてみてください。
さあではでは気密想定に入る前に今回ギザホームで行なっている気密について簡単にご紹介いたします。
ギザホームは新住協(詳しくはこちら)に所属している為、今回はその新住協代表理事を務められている鎌田先生が推奨するこちら「繊維系断熱材による新しい高断熱工法」です。


この工法が従来の高気密・高断熱工法と大きく違うところは外気密です。

外部に気密の取れる構造合板を使用して外気密にする事です。
通常は内気密といい、断熱材と石膏ボードの間に気密シートを貼りビニールシートで内側に気密をとりますが、せっかく自然素材を多用して無垢材や漆喰などの調湿性能を最大に活かすためにはこの外気密工法が最善だと思い今回はこの外気密を用いました。
外は構造面材の中で調湿性能が最も優れ、機密性もしっかり取れるモイスを使用。


隙間なく綺麗に断熱材の施工をします。

このレベルで断熱を施工すると建売住宅の大工さんは3倍手間がかかるといっていました。


外部の配管や配線の貫通部にも気密処理を行います。

こうして外気密と断熱材の施工を終えると体感が明らかに違います。
試しにこの日朝から現場に温度計を持って行き、日中の暑さで最上部のロフトがどのぐらい暑くなるかを計測して見ることにしました。

室内に温度計を置いてから4時間以上経過した午後2時に現場に行き、まずは外の温度計をチェックするとこの通り。


気温は約31度ぐらいです。
では次に気密測定の為に全ての窓を閉め切った状態のロフトに行きます。

因みに断熱を施工している最中に大工さんはあまりの暑さに30分以上ロフトでは工事していられないほど暑く温度差は10度以上は楽にありましたよとの事でしたが、さあどうでしょうか?

温度計を見ると。なんと驚き:(;゙゚’ω゚’):


32度で外との温度差は僅か1度ほどです。

実際に現場で体感するとすぐに分かりますが、エアコンを入れてるんじゃあ無いのかと思うほどです。

これで準備はほぼ整ったようです。
本来このような繊維系断熱材で気密する場合は断熱材の室内側にビニール製の気密シートを施工し、シートの上から石膏ボードを貼りシートの隙間を押さえる形をとります。

ですから繊維系断熱材で気密測定する場合は石膏ボードの施工が完了した後になります。

がしかし、今回は外気密なので敢えて石膏ボードを貼る前のこの時点で気密の測定を行う事にしました。
気密の測定をするのは(株)日本住環境システムから来られた中村さん。中村さんも繊維系断熱で石膏ボードを貼る前に測定するのは初めてのようです。
この状態、言ってみたら気密処理はまだ未完成のようなもの数値的にもどのぐらい行くかは未知数です。
ボードの施工が済めば当然気密の数値は更に上がると思われるのに、敢えてこの段階での測定。

この状態でC値いくつになるでしょうか続きは次回の【高気密・高断熱住宅は本当に凄いその2】でお伝えいたします。

それでは今日はこの辺で。